岩 間 利 香(いわま・りか)


 女子レスリング黎明(初め)期の重量級を支えた。87年の第1回全日本女子選手権から90年まで4年連続優勝。特に90年は、70kg級で4試合すべにフォール勝ちする強さで最優秀選手に輝くなど第一人者の実力を確立し、世界選手権でも世界一に輝いた。

 91年には、75kg級から階級ダウンした浦野弥生と世界チャンピオン同士の対戦に敗れ、地元の世界選手権を逃した。これを機にマットを去ることになったが、地元・世界選手権へ向けてのチームの盛り上がりに貢献した功績は高く評価される。


【生年月日、出身】1970年3月14日生まれ、神奈川県出身。

【身 長】 170cm

【所 属】東京・代々木クラブ(ユナイテッドスティール勤務)

【コーチ】鈴木光、村本健二、木名瀬重夫

【スポーツ歴】水泳、新体操

【レスリング歴】5年(1987年〜91年)

【全日本女子選手権成績】87年=優勝(70kg級)、88年=優勝(65kg級)、89年=優勝、90年=優勝、91年=2位(以上70kg級)

【世界女子選手権成績】87年=2位、89年=3位、90年=優勝(以上70kg級)

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