吉田沙保里には59kg級世界2位が挑戦…アジア大会・中国女子
【2010年11月9日】



 アジア大会(11月21〜26日、中国・広州)で、日本女子の最大のライバルになると予想される中国の代表選手が判明した。中国レスリング協会のホームページによると、下記の4選手。

▼48kg級 趙沙沙(ZHAO SHASHA
▼55kg級 張藍(ZHANG LAN
▼63kg級 陳萌(CHEN MENG
▼72kg級 李丹(LI DAN

 48kg級の趙沙沙(23歳=
右写真)は今年、ワールドカップ(個人2位)、アジア選手権(優勝)、世界選手権(3位)と出場している。ワールドカップ、アジア選手権ともに三村冬子(日大)が敗れている選手。世界選手権では坂本日登美(自衛隊)との対戦はなかった。

 55kg級の張藍(20歳=
左写真)は主に59kg級で闘っていた選手。今年は世界ジュニア選手権59kg級で優勝し、世界選手権は2位。他に、2009年のワールドカップは個人優勝、今年のワールドカップは55kg級に出場して4位に入っている(同級には中国から2選手が出場)。2009年ワールドカップでは山名慧(アイシン・エィ・ダブリュ)が敗れており、今年の世界ジュニア選手権では村田夏南子(JOCアカデミー/東京・安部学院高)が敗れている。

 63kg級の陳萌(24歳=
右写真)は2007年のアジア選手権67kg級で優勝した経験がある。今年は世界選手権63kg級に出場し、伊調馨(ALSOK)にフォール負けして13位。

 72kg級の李丹(27歳=
左写真)は今年、アジア選手権(3位)、世界選手権(7位)と出場している(注=国際レスリング連盟のデータベースでは、ワールドカップに同国からただ1選手、李丹が出場していることになっている。そうなると浜口京子と闘っていることになるが、浜口と闘っているのは洪雁であり、データベースのミスであることは明らか)。

 ただレスリングの場合、エントリーに関する規定が厳密に守られていないのが現状。規定では3選手までがエントリーでき、試合前日のファイナルエントリーで1選手に絞ることになっているが、今年の世界選手権ではエントリーしていない選手が出てきたケースがいくつかあった。

 総合競技大会ではそうもいかないかもしれないが、地元となれば、何をやってくるか分からない。同協会ホームページでは、コーチのインタビュー動画で「若手を使っていきたい」というコメントがあるという。55kg級以外は若手とは呼べない現在のエントリーは、カモフラージュの可能性もあり、出場してくるのは上記と別の選手の場合も考えられる。

 なお同ホームページでは、日本を最大の強敵と見ているが、63kg級は伊調馨の名前を挙げており、日本の代表選手を正確に把握していないもよう。

 

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