アジア大会男子グレコローマン・チームが広州へ向けて出発
【2010年11月19日】



 アジア大会(11月21〜26日、中国・広州)に出場する日本チームの先陣を切って男子グレコローマン・チームが11月18日、成田空港発の日本航空で広州へ向けて出発した。

 グレコローマン・チームの伊藤広道監督(自衛隊)は「世界選手権の結果と内容を分析し、スタンドでは攻撃する気持ちと決めるところをしっかり決めること、グラウンドでは駆け引きを中心に練習してきた」と、この2ヶ月間の練習を振り返る。「世界選手権ほど出場選手はいないが、階級によっては世界選手権なみのレベルのところもある」と気を引き締める一方、「マークする選手は限られている。ライバルの特徴をしっかり研究してきた」とも言う。

 「万全」とまでは言い切れなくとも、「結果が楽しみです」と、選手の奮戦に手ごたえを感じている様子だ。このあと、20日にに男子フリースタイルと女子のチームが出発する。

 各日のスケジュールは下記の通り。いずれの日も午前9時半(日本時間10時半)試合開始で、途中で休憩をはさみ、午後5時(同6時)からファイナルが行われ、午後7時半(同8時半)にはその日の全階級の結果が決まる予定。

21日(日) 男子グレコローマン55kg級(長谷川恒平)・60kg級(松本隆太郎)・66kg級(藤村義)
22日(月) 男子グレコローマン74kg級(鶴巻宰)・84kg級(斎川哲克)・96kg級(北村克哉)
23日(火) 男子グレコローマン120kg級(新庄寛和)、男子フリースタイル55kg級(稲葉泰弘)・60kg級(小田裕之)
24日(水) 男子フリースタイル66kg級(米満達弘)・74kg級(長島和幸)・84kg級(松本篤史)
25日(木) 男子フリースタイル96kg級(磯川孝生)・120kg級(荒木田進謙)、女子48kg級(坂本日登美)
26日(金) 女子55kg級(吉田沙保里)・63kg級(西牧未央)・72kg級(浜口京子)

 

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