松本隆太郎(群馬ヤクルト販売)はイランと激突…アジア大会第1日
【2010年11月21日】



 11月21日に開幕するアジア大会レスリング競技初日の計量が20日、中国・広州の華工体育館で行われた。初日に登場するのは男子グレコローマン55s級、60s級、66s級の3階級。9月の世界選手権60s級銀メダリストの松本隆太郎(群馬ヤクルト販売)は、初戦で今年の世界9位のオミド・ノルージ(イラン)と激突。勝てば、地元中国のシエ・ジェンか、北京五輪3位で今年世界7位のルスラン・ツメンバエフ(キルギス)と対戦する。2004年アテネ五輪金メダルで今年世界選手権3位の鄭智鉉(韓国)は反対ブロックに入った。

 55s級の長谷川恒平(福一漁業)は、初戦で2009年アジア選手権3位のカリシャロフ・マラート(カザフスタン)と対戦。2回戦は、タジキスタンかタイの勝者と対戦する。世界V5で現世界王者のハミド・スーリヤン(イラン)は初戦で世界2位のチョイ・ギュジン(韓国)と激突。長谷川の準決勝は、その勝者との対戦が濃厚だ。

 66s級の藤村義(自衛隊)は、初戦は地元中国の選手と対戦。2回戦は北京五輪2位のカナトベク・ベガリエフに代わってエントリーしてきた、ダニアール・イブライモフ(キルギス)か今年アジア選手権王者&世界8位のキム・ヘイオンウ(韓国)の勝者と戦う。準決勝まで駒を進めれば、2009年アジア選手権王者のダルカン・バヤクメトフ(カザフスタン)との対戦が濃厚だ。反対ブロックの主な強豪は、今年のW杯個人優勝のサエイド・アブドバリ(イラン)が控えている。(撮影=保高幸子)

 

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