【選手プロフィール】
男子グレコローマン74kg級 鶴巻宰(つるまき・つかさ)


 【生年月日・出身地】1984年5月19日、山形県生まれ
 【出身クラブ・出身校】山形・米沢工高〜国士大卒。
 【所属】自衛隊
 【身長】181cm
 【成績】高校1年生の時の2000年JOC杯カデット選手権で3位に入賞。2002年にインターハイ3位、全国高校グレコローマン選手権と国体グレコで優勝するなど力をつけ、全日本選手権でも4位へ。

国士大へ進み、2003年は全日本大学グレコ選手権の1年生王者へ。2004年は2階級にまたがって学生二冠を制し、全日本選手権で初優勝。20歳6ヶ月3日のグレコローマン全日本王者は史上6位の記録。2005年はアジア選手権3位、ユニバーシアード3位など力をつけた。

その後、日本代表を逃したが、2006年夏は全日本学生選手権を辞退して全日本チームの欧州遠征に加わり、世界を見つめた。2007年全日本選抜選手権とプレーオフで全日本王者の菅太一を破り、世界選手権へ初出場。ロシア代表選手を破った。

2008年北京五輪出場は逃したが、同年の全日本選手権で優勝。2009年アジア選手権で銅メダルを獲得。同年の世界選手権では、初戦で北京五輪王者を破った(12位)。同年の全日本選手権も勝ち、2010年の世界選手権の代表権も勝ち取ったが、負傷のため辞退した。

(2010年9月現在)





 ◎鶴巻宰の最近の主な国際大会成績

 《2009年》
 【9月:世界選手権(ロシア)】=12位(36選手出場)
3回戦 ●[1−2(2-0,0-2,0-1)]Evgeny Popov(ロシア)
2回戦 ○[2−1(0-3,3-0,1-0)]Manuchar Kvirkvelia(グルジア)
1回戦  BYE

 【5月:アジア選手権(タイ)】=3位(13選手出場)
3決戦 ○[2−0(1-0,6-0)]Dauletgeldi Kadyrov(トルクメニスタン)
準決勝 ●[1−2(0-1,1-0,1-1)]Kang Hee-bok(韓国)
2回戦  ○[2−0(3-0,6-0)]Nguyen Van chung(ベトナム)
1回戦   BYE

 【3月:ハンガリー・カップ(ハンガリー)】=12位(25選手出場)
敗復戦 ●[0−2(0-2,0-1)]Farid Mansurov(アゼルバイジャン)
3回戦  ●[0−2(0-2,0-2)]Alexander Kikinov(ベラルーシ)
2回戦  ○[2−1(0-1,2-0,6-1)]Jake Fisher(米国)
1回戦   BYE

 【2月:ニコラ・ペトロフ国際大会(ブルガリア)】=3位(19選手出場)
3決戦 ○[2−0(5-2,1-0)]Ionel Puscasu(ルーマニア) 
準決勝 ●[1−2(2-0,0-2,0-2)]Sheref Tufeng(トルコ)
3回戦  ○[2−0(1-0,3-0)]Andy Bisek(米国)
2回戦  ○[2−1(0-1,1-0,1-0)]金久保武大(日体大) 
1回戦   BYE

 《2008年》
 【6月:ゴールデンGP決勝大会(アゼルバイジャン)】=3位(11選手出場)
3決戦 ○[フォール、1P(4-0)]Ramazan Shahin(トルコ)
準決勝 ●[1−1(1-1,1-1,0-5)]Ilgar Abdulov(アゼルバイジャン)
2回戦  ○[2−1(1-1,4-2,1-1)]Rafiq Huseynov(アゼルバイジャン)
1回戦  ○[2−0(2-1,1-1)]Samed Chopsiyev(アゼルバイジャン)

 【5月:五輪予選第2戦(セルビア)】=10位(27選手出場)
3回戦 ●[0−2(0-3,0-5)]Arsen Julfalakyan(アルメニア)
2回戦 ○[2−1(0-3,2-0,@L-1)]Mohammad Babulfath(スウェーデン)
1回戦 ○[2−0(2-0,5-0)]Graham Keitani(ミクロネシア)

 【5月:五輪予選第1戦(イタリア)】=22位(36選手出場)
1回戦 ●[1−2(0-3,3-0,1-3)]Jure Kuhar(スロベニア)

 【3月:ハンガリー・カップ(ハンガリー)】=3位(34選手出場)
3決戦 ○[2−1(3-0, 1-@, @-1)]Julian Kwit(ポーランド)
敗復戦 ○[2−0(3-1,@-1)]Christoph Guenot(フランス)
4回戦  ●[1−2(3-0,0-3,1-3)]Aleh Michalovich(ベラルーシ)
3回戦  ○[2−0(3-0,A-2)]R3 - df. Ari Harkanen(フィンランド)
2回戦  ○[負傷棄権、2P1:57(2-1,2-1)]Krzysztof Kowalski(ポーランド)
1回戦   BYE

《2007年》
 【9月:世界選手権(アゼルバイジャン)】=13位(54選手出場)
3回戦 ●[0−2(3-6,3-1,1-1L)] Peter Bacsi(ハンガリー)
2回戦 ○[2−1(0-2,1L-1,1L-1)] Evgeny Popov(ロシア)
1回戦 ○[2−1(3-0,3-4,@L-1)] Ayet Ikram Zied(チュニジア)

 【2月:ニコラ・ペトロフ国際大会(ブルガリア)】=5位(19選手出場)
3決戦 ●[0−2(0-6,3-0)]Malmut Altay(トルコ)
敗復戦 ○[2−0(3-0,3-0)]Goran Bulatovic (モンテネグロ)
3回戦  ●[1−2(0-4,3-1,1-4)]?(ロシア)
2回戦  ○[2−0(1L-1,3-1)]Bedel Umid(トルコ)
1回戦   BYE
 

 

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