【選手プロフィール】
女子59kg級 正田絢子(しょうだ・あやこ)


 【生年月日・出身地】1981年11月3日、大阪府生まれ
 【出身クラブ・出身校】大阪・吹田市民教室。京都・網野高〜東洋大卒
 【所属】京都・網野高教
 【身長】163cm
 【成績】少年少女クラブの名門、吹田市民教室の出身。1995・96年全国女子中学選手権で連続優勝。1998年、JOC杯ジュニアオリンピック58kg級で優勝するとともに、16歳で全日本女子選手権62kg級で優勝の殊勲を挙げた。

 プレーオフの結果、世界女子選手権は逃したが、同年の世界女子ジュニア選手権58kg級3位、アジア女子国際トーナメント62kg級2位と国際大会を経験。

 1999年はジャパンクイーンズカップ62kg級で優勝し、世界女子選手権でも優勝した。00年はアジア女子選手権と世界女子ジュニア選手権で優勝し、01年もアジア選手権で勝つ。

 その後、肩の手術に踏み切り、伊調馨の躍進もあって世界選手権へは出場できず、アテネ五輪の代表権も逃したが、2005年に63kg級から59kg級へ階級ダウン。ジャパンクイーンズカップに勝ち、ワールドカップでも優勝。世界選手権代表決定プレーオフで勝って世界選手権代表へ。ユニバーシアードで勝ったあと、世界選手権で6年ぶりの優勝を果たした。

 2005年の全日本選手権は2位に終わったが、2006年のジャパンビバレッジクイーンズカップとプレーオフに勝って、2年連続で世界選手権の代表へ。その間にアジア選手権63kg級でも優勝し、世界選手権では2年連続優勝を達成した。

 2007年、北京五輪を目指して正式に63kg級に戻し、同年1月に行われた2006年度全日本選手権は2位。2007年のジャパンビバレッジクイーンズカップでも2位となった。その後、59kg級のプレーオフに勝って世界選手権に出場したが3回戦敗退(7位)。全日本選手権は72kg級に挑んだが、2位に終わった。

 2008年の東京・世界女子選手権で4度目の優勝を達成した。2009年は世界選手権の代表を逃したが、2010年はプレーオフの末に日本代表にカムバック。

(以上、2010年8月現在)



 ◎正田絢子の最近の国際大会成績


 《2010年》
 【3月:ワールドカップ=団体戦(中国)】
3位決定戦 ○[2−0(1-0,3-2)]Iryna Husyak(ウクライナ)
予選3回戦 ○[2−0(3-0,1-0)]Katie Patroch(カナダ)
予選2回戦 ○[2−0(3-0,2-0=2:15)]Ekaterina Melnikova(ロシア)
予選1回戦 ●[0−2(1-2,0-3)]Liu Fengming(劉風鳴=中国)

 《2009年》
 【11月:NYACホリデー国際大会(米国)】=優勝(12選手出場)
決  勝 ○[2−1(0-1,1L-1,3-1)]Deanna Rix(米国)
準決勝 ○[2−0(3-1,1-0)]Kelsey Campbell(米国)
2回戦  ○[2−0(4-0,1-0)]Melissa Aqodaca(米国)
1回戦   BYE

 《2008年》
 【10月:世界女子選手権(東京)】=優勝(22選手出場)
決  勝 ○[フォール、1P1:38(F3-0)] Golts Natalia(ロシア)
準決勝 ○[フォール、1P1:37(F4-0)] Mursalvoa Elvira(アゼルバイジャン)
3回戦  ○[2−0(1-0、4-0)]Rix Deanra(米国)
2回戦  ○[フォール、1P0:55(F6-0)]Kiiazova Nestan(キルギス)
1回戦   BYE

 《2007年》
 【9月:世界選手権(アゼルバイジャン)】=7位(20選手出場)
3回戦 ●[1−2(1-0,0-1.2-0=0:12)]Nataliya Synyshyn(ウクライナ)
2回戦 ○[フォール、2P1:26(2-0.F4-0)]Agata Pietrzyk(ポーランド)
1回戦 ○[2−0(@L-1,1-0)]Leigh Jaynes(米国)

 

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