2011年全日本チーム記事一覧


2012年ロンドン五輪の男子日本代表選考方法
【2011年2月11日】



 日本協会の男子強化委員会は、2012年ロンドン五輪の日本代表選考方法を明らかにした。五輪出場権獲得第1次予選となる今年の世界選手権(9月12〜18日、トルコ・イスタンブール)の成績、および、その後の全日本選手権の成績などに応じて選手にポイントが与えられる。

 世界選手権でメダルを獲得して五輪出場権を獲得した場合は2ポイント、メダルは取れなかったが五輪出場権を獲得した場合は1ポイントが与えられ、これらの階級は合計3ポイントになると五輪の日本代表に内定する。世界選手権で五輪出場権を取れなかった場合は、合計2ポイントに達した選手が内定となる。

 選考方法は書下記の通り。「JAPAN オリンピック・トライアル」等についての組み合わせなどは、後日発表される。(注=最終決定は日本協会理事会になるため、「内定」と記載しますが、実質的には代表決定となります)



《2011年世界選手権で五輪出場権を獲得した階級》

◆世界選手権の成績で、メダル獲得選手に2ポイント、5位選手に1ポイントを与える。

◆2011年全日本選手権で、優勝した選手に1ポイントを与える。
  ⇒世界選手権でメダルを獲得した選手が優勝した時点で3ポイントとなり、五輪の日本代表に内定

◆2012年3月20日に出場6選手によって「JAPAN オリンピック・トライアル」(仮称=場所未定)を開催。優勝選手に1ポイントを与える。
 大会には、五輪代表権を取った選手(第1シード)、全日本選手権優勝選手(第2シード)のほか、全日本選手権2位と3位の選手、および強化委員会の推薦選手が出場する。
  ⇒世界選手権でメダルを獲得したものの、全日本選手権で優勝できなかった選手が優勝した時点で3ポイントとなり、五輪の日本代表に内定

◆前記大会終了時点で3ポイントを獲得した選手がいなかった場合、3ポイントを獲得する選手が出るまでプレーオフを行う。

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《2011年世界選手権で五輪出場権を獲得できなかった階級》
◆2011年全日本選手権で優勝した選手に1ポイントを与える。

◆2012年2月のアジア選手権(韓国)に全日本選手権3位の選手を派遣する=この大会に日本から出場しなければ、下記の五輪選考トライアル・アジア予選に出場できないため。

◆2012年3月末の五輪選考トライアル・アジア予選に全日本選手権優勝選手を派遣。五輪出場権を獲得した場合(2位以内)、1ポイントを与える。
  ⇒この時点で2ポイントとなり、五輪の日本代表に内定。

◆前記大会で五輪出場権を取れなかった場合、4月末の五輪選考トライアル最終ステージ第1次予選(中国)に全日本選手権2位の選手を派遣。五輪出場権を獲得した場合(3位以内)、1ポイントを与える。
  ⇒全日本選手権の優勝選手と、この大会の3位以内の選手がともに1ポイントとなるため、プレーオフを実施

◆前記大会で五輪出場権を取れなかった場合、5月初めの五輪選考トライアル最終ステージ最終予選(フィンランド)に全日本選手権の優勝選手を派遣。五輪出場権獲得の段階で、日本代表に内定。
  ⇒この時点で2ポイントとなり、五輪の日本代表に内定。

 

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