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イランが2年連続優勝…男子グレコローマン・ワールドカップ
【2011年2月23日】



 男子グレコローマンのワールドカップは2月19〜20日、ベラルーシ・ミンスクで行われ、決勝でイランがロシアを4−3で破り、昨年に続いて2度目の優勝を達成した。

 世界一の奪還を目指すロシアは、55kg級に2008年北京五輪王者のナジール・マンキエフ、60lg級に2009年ゴールデンGP決勝大会優勝のアスラン・アブデュリン、66kg級に昨年の世界王者アムバコ・バチャーゼという布陣で決勝に臨んだが、イランは55kg級で昨年の世界学生王者のモフセン・ハジプール、60kg級で広州アジア大会王者のオミド・ノロージ、66kg級も広州アジア大会王者のサエイド・アブドバリがいずれも勝って3連勝。

 ロシアはそのあと3連勝し、チームスコアは3−3へ。雌雄決する120kg級は、イランの2009年アジア・ジュニア王者バシル・ババジャンディエフがロシアのショクルッディ・アユボフ(1月のイワン・ポドブニー国際大会2位)を破って優勝を決めた。

 各試合結果は下記の通り。今年は昨年の世界選手権の国別対抗得点の上位9ヶ国と地元のベラルーシの10ヶ国で争われた。



 【A組】

ロシア○[6−1]●アルメニア、カザフスタン○[7−0]●ブルガリア、
ロシア○[4−3]●アゼルバイジャン、カザフスタン○[5−2]●アルメニア、
ロシア○[7−0]●ブルガリア、アゼルバイジャン○[7−0]●アルメニア
アゼルバイジャン○[6−1]●ブルガリア、ロシア○[4−3]●カザフスタン
アゼルバイジャン○[4−3]●カザフスタン、アルメニア○[5−2]●ブルガリア

 《順位》[1]ロシア 4勝、[2]アゼルバイジャン 3勝1敗、[3]カザフスタン 2勝2敗、[4]アルメニア 1勝3敗、[5]ブルガリア 4敗



 
【B組】
トルコ○[4−3]●キューバ、イラン○[6−1]●韓国、
ベラルーシ○[4−3]●トルコ、イラン○[7−0]●キューバ、
トルコ○[5−2]●韓国、ベラルーシ○[6−1]●キューバ、
ベラルーシ○[5−2]●韓国、イラン○[6−1]●トルコ
キューバ○[5−2]●韓国、イラン○[6−1]●ベラルーシ

 《順位》[1]イラン 4勝、[2]ベラルーシ 3勝1敗、[3]トルコ 2勝2敗、[4]キューバ 1勝3敗、[5]韓国 4敗



 
【ファイナル】
▼決   勝  イラン○[4−3]●ロシア
▼3位決定戦  ベラルーシ○[4−3]●アゼルバイジャン
▼5・6位決定戦  トルコ○[4−3]●カザフスタン
▼7・8位決定戦  アルメニア○[6−1]●キューバ
▼9・10位決定戦 韓国○[4−3]●ブルガリア
 

 

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