2011年全日本チーム記事一覧


吉田沙保里選手が荒川静香選手らとCM競演
【2011年2月25日】



 女子55kg級で五輪3連覇を目指す吉田沙保里選手(ALSOK)が、日本オリンピック委員会のオフィシャルスポンサー、アサヒビールの新商品「アサヒ一番麦」のCMに他競技のトップアスリートとともに起用され、2月24日、都内のホテルで発表会が行われた。

 出演したのは吉田選手のほか、2006年トリノ五輪のフィギュアスケートで金メダルを取り、現在はプロスケーターの荒川静香選手、2004年アテネ五輪の陸上ハンマー投げ金メダリストの室伏広治選手、2008年北京五輪のフェンシング銀メダリストの太田雄貴選手、プロボクシングの前WBCフライ級王者の内藤大助選手。

 発表会では室伏、太田の両選手は海外滞在中で欠席したが、荒川選手扮する「一番スポーツ」部長のもと、“部員”の吉田、内藤の両選手が撮影裏話などを披露した
(右写真=左から内藤、荒川、吉田)

 荒川選手は「皆さんトップアスリートだと思ったのは、撮影でも妥協することなく、100パーセント満足するまで何度でも撮り直ししたこと」と、一流選手が持つ“こだわり”を強調。吉田選手は内藤選手が撮影中にオナラをして周りの選手をリラックスさせたことをたことを暴露し、リラックスの重要性を話した。

 世界の頂点に登るにあたり、荒川、内藤の両選手が軽々しく「一番を目指す」とは口にせず、「まずプロライセンスの取得。次にプロで1勝、と段階を追った目標を口にしていった」(内藤)というプロセスだったのに対し、吉田選手は「私は最初から『世界一を目指します』と口にしました」と話し、世界一になる選手にもいろんなパターンがあることを教えてくれた。

 CMは2月25日から放映される。

 

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