2011年全日本チーム記事一覧


男子グレコローマンの全日本チームがハンガリーへ向けて出発
【2011年3月3日】



 男子グレコローマンの全日本チームが3月2日、成田空港発のオーストリア航空でハンガリー・ゾンバトヘイへ向けて出発した(右写真)。5〜6日に行われるゴールデンGP予選「ハンガリー・グランプリ」に出場。その後、地元チームなどと合宿し、14日に帰国する。

 元木康年監督(自衛隊)は「(軽量級の)2番手行った米国遠征は今一つの成績。1番手の行く今回は好成績を求めたい」と注文。「試合のあと合宿がある。試合でよかったこと、悪かったことを、外国選手相手に試してほしい。帰国前に弱点を修正してほしい」と言う。豊田雅俊コーチ(警視庁)は「金3つが目標。少なくとも1個。スタンド・レスリングでテークダウンを取ることを学んでほしい。欧州のグレコローマンを肌で感じてほしい」と話した。

 昨年の世界選手権(9月、ロシア)で銀メダルを取った60kg級の松本隆太郎(群馬ヤクルト販売)は「試合と合宿ということで学ぶことは多いと思う。何かひとつ、実りある成果を得てきたい」と言う。世界のメダリストということで研究もされていると思われるが、「自分のスタイルはそんなに研究されるようなスタイルではない。今回研究されても、問題ないと思う」と話した。

 遠征メンバーは下記の通り。66kg級の岡本祐士(拓大)が学生選抜チームのブルガリア遠征からハンガリーへ渡り、現地で合流する。



 【監督】元木康年(自衛隊)、豊田雅俊(警視庁)
 【トレーナー】川崎淳(ハンズコーポレーション)
 【帯同審判】渡辺友幸(福島・田島高教)
 【選手】
  ▼60kg級 松本隆太郎(群馬ヤクルト販売)
  ▼66kg級 岡本佑士(拓大)、清水博之(自衛隊)
  ▼74kg級 金久保武大(マイ・スポーツ・ハウス)
  ▼84kg級 斎川哲克(両毛ヤクルト販売)

 

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