2011年全日本チーム記事一覧


【特集】女子ワールドカップ 出場選手の声
【2011年3月8日】




 51kg級・菅原ひかり(愛知・至学館高)「中国戦で第1ピリオドを取ったのに負けてしまったり、カナダ戦ではポイントを取ったのに失点が多くて負けたりと悔やまれる試合が多かった。中国戦で受けたがぶり返しは、至学館大の先輩からよくかけられていて、苦手な技でした。

 緊張感がいっぱいの大会で、プレッシャーがあった大会でしたけど、1試合も勝てないと思っていたのに勝つことができ、負けた試合も、もう少し頑張れが勝てた試合だった。これからの頑張り次第で、もっと上に行けると思います。今回は繰り上げ参加でしたけど、次は一番になって来たい」

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55kg級・松川知華子(ジャパンビバレッジ)「最終日は、自分から攻撃できなかった昨日の反省を生かし、自分から攻めることを心がけました。タックルでポイントが取れたので、よかったと思います。中国戦はローリングでゴロゴロ転がされ、グラウンドの重要性を認識しました。ローリングの切り方をしっかりやります。

 一番になりたくてやっているので、国内にどんな強い選手がいようとも、全力を尽くします」

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59kg級・斉藤貴子(自衛隊)「団体戦ということで緊張感がある一方で、みんながいるからという安心感もありました。(初戦の相手が世界チャンピオン)クリンチでしたけど第1ピリオドを取って、第2ピリオドは思い切っていったら、がぶり返しを受けてしまいました。タックルに入ったあとができていないのでしょうね。瞬時に首が極まってしまいました。

 でも、あれが世界チャンピオンか、という感じです。いけるという気持ち。手が届かない相手ではないです。強い人が集まる大会ですが、思ったほどの差はないことが分かりました。自分もできるという気持ちを持ちました」

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67kg級・井上佳子(至学館大)「中国戦で攻めきることができず、せっかくバックを取ったのにアンクルホールドを逃げらたりで、反省することが多かったです、最終日は、相手を待つのではなく、失敗してもいいから自分から攻めて、3点になるタックルを取ることができました。だれとやってもギリギリの試合をやってしまうので、もっと攻めたいと思います。

 67kg級で世界のメダルを手にしていないので、今年は67kg級で世界一を狙います。そのあと、オリンピック階級に変えるかもしれません。目標はオリンピックです。4月からはクリナップにお世話になります。(採用してくれた)期待にこたえたいです」

 

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