【特集】全日本選抜選手権展望（16）…男子フリースタイル96kg級【2011年４月24日】

　◎男子フリースタイル96kg級（４月29日実施）

　昨年のアジア選手権（インド）とアジア大会（中国）でともに銅メダルを取った全日本王者の磯川孝生（徳山大職＝右写真）が一歩リードの状態。今年２月の「デーブ・シュルツ国際大会」（米国）でも２勝をマークし、欧米の選手相手にも勝てる実力を身につけつつある。国内で圧勝といけるか。

　全日本選手権決勝で敗れた全日本社会人王者の下屋敷圭貴（NEWS DERI）が巻き返せるか。昨年の世界選手権120kg級代表で、その後、この階級に降りてきた下中隆広（国士館大ク）は全日本選手権では下屋敷に黒星。“肉体改造”が進んでいると思われる今大会はどうか。

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　《エントリー選手》

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　《2010年全日本選手権成績》
　▼決勝
磯川孝生（徳山大職）○［２−０(4-0,3-1)］●下屋敷圭貴（NEWS DELI）

　※磯川は２年連続２度目の優勝

　▼準決勝
磯川孝生（徳山大職）○［２−０(4-0,1-0)］●坂本憲蔵（自衛隊）
下屋敷圭貴（NEWS DELI）○［フォール、1P1:49(F4-1)］●馬場貴大（専大）

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　《全日本王者・磯川孝生の最近の国内大会成績》＝フリースタイルのみ
　【2010年全日本選手権】
決　勝　○［２−０(4-0,3-1)］下屋敷圭貴（NEWS DELI）
準決勝　○［２−０(4-0,1-0)］坂本憲蔵（自衛隊）
２回戦　○［２−０(5-0,TF6-0=1:27)］徳山利範（明大）
１回戦　○［２−０(2-0,4-0)］柳谷将広（徳山大）

　【2010年国体】
決　勝　○［２−０(4-0,5-0)］坂本憲蔵（埼玉・自衛隊）
準決勝　○［２−０(4-0,TF6-0=0:58)］亀井謙吾（大分・フンドーキン）
２回戦　○［２−０(1-0,TF7-0=1:58)］鈴木聖二（専大）
１回戦　　ＢＹＥ

　【2010年全日本選抜選手権】
決　勝　○［２−０(6-1,5-0)］下屋敷圭貴（NEWS DERI）
準決勝　○［２−０(1-0,5-0)］宮路高行（第一建設工業）
２回戦　○［２−０(1-0,TF6-0=1:20)］入江泰久（神奈川大）
１回戦　　ＢＹＥ

　【2009年全日本選手権】
決　勝　○［２−０(1-0=2:02,1-0=2:16)］坂本憲蔵（自衛隊）
準決勝　○［２−０(3-0,3-0)］下屋敷圭貴（NEWS DERI）
２回戦　○［２−０(1-0,TF8-1=1:53)］亀井謙吾（日本文理大）
１回戦　　ＢＹＥ

　【2009年全日本選抜選手権】
決　勝　○［２−０(1-0,2-0)］坂本憲蔵（自衛隊）
準決勝　○［２−０(5-0,1-0)］宮路高行（第一建設工業）
２回戦　○［フォール、1P0:23(F2-0)］下屋敷圭貴（NEWS DERI）
１回戦　○［２−０(TF6-0=0:58,TF8-0=1:28)］時信光一（日体大）

　【2008年全日本選手権】
２回戦　●［１−２(3-0,5-7=1:27,1-5)］松本慎吾（一宮運輸）
１回戦　　ＢＹＥ