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【特集】全日本選抜選手権展望（17）…男子フリースタイル84kg級【2011年４月26日】
◎男子フリースタイル84kg級（４月30日実施）
全日本選手権２連覇の松本真也（警視庁＝右写真）に挑むのは、昨年の世界選手権＆アジア大会代表の松本篤史（ＡＬＳＯＫ）。昨年のこの大会では松本篤が本戦、プレーオフと連勝して世界へのキップを手にいれた。しかし、世界選手権、アジア大会とも不調で、全日本選手権では松本真がリベンジした。
今年２月の「デーブ・シュルツ国際大会」（米国）で対戦する機会があり、今度は松本篤が勝利。その勢いもあって国際大会初となる銅メダルを獲得。自信を取り戻したことだろう。１点をめぐる激しい攻防が予想される。
学生二冠王（全日本学生選手権、全日本大学選手権）に輝いた鈴木聖二（専大コーチ）、全日本３位の山口剛（早大）はこの冬、学生選抜チームのブルガリア遠征に参加した。その大会で結果は出せなかったが、その経験を生かし、躍進せねばなるまい。
全日本選手権３位の浅見哲郎（東京・東亜学園高教）、元大学王者の門間順輝（秋田市消防本部）、2005年世界選手権代表の山本悟（群馬県協会）らが本命の足をすくうことができるか。
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《エントリー選手》
| 松本真也（警視庁） 山口剛（早大） 浅見哲郎（東京・東亜学園高教） 嶋田裕大（国士舘大） |
門間順輝（秋田市消防本部） 山本悟（群馬県協会） 松本篤史（ＡＬＳＯＫ） 鈴木聖二（専大コーチ） |
山本美仁（ＣＡＭＵＳＡ） 細谷翔太朗（日大） 柴田寛（周南市役所） |
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《2010年全日本選手権成績》
▼決勝
松本真也（警視庁）○［２−０(2B-2,3-0)］●松本篤史（ＡＬＳＯＫ）
※松本真は２年連続２度目の優勝
▼準決勝
松本篤史（ＡＬＳＯＫ）○［２−１(1-2,3-1,2-1)］●山口剛（早大）
松本真也（警視庁）○［２−０(2-0,2-1)］●浅見哲郎（東京・東亜学園高教）
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《全日本王者・松本真也の最近の国内大会成績》
【2010年全日本選手権】
決 勝 ○［２−０(2B-2,3-0)］松本篤史（ＡＬＳＯＫ）
準決勝 ○［２−０(2-0,2-1)］浅見哲郎（東京・東亜学園高教）
２回戦 ○［２−０(4-0,3-0)］山本悟（岡山・新見高教）
１回戦 ＢＹＥ
【2010年全日本選抜選手権】
ﾌﾟﾚｰｵﾌ ●［０−２(0-1,0-3)］松本篤史（ＡＬＳＯＫ綜合警備保障）
２回戦 ●［１−２(5-0,0-2,0-1)］松本篤史（ＡＬＳＯＫ綜合警備保障）
１回戦 ＢＹＥ
【2009年全日本選手権】
決 勝 ○［２−０(4-0,1-0)］山本悟（岡山・新見高教）
準決勝 ○［２−１(4-4B,TF6-0=1:07,TF7-0=0:50)］鈴木聖二（専大）
２回戦 ○［フォール、3P0:25(3-3B,5-0,F4-0)］殿村幸城（早大）
１回戦 ○［フォール、2P0:42(9-2,F3-0)］佐藤良樹（国士舘大）
【2009年全日本選抜選手権】
決 勝 ○［２−０(1-0,2-0)］松本篤史（日体大）
準決勝 ○［２−１(0-1,2-0,2-0)］門間順輝（秋田県体協）
２回戦 ○［２−０(2-0,TF5-0=0:40)］伊藤拓也（マルハン）
１回戦 ○［２−０(TF6-0=0:25,TF7-1=1:22)］殿村幸城（早大）
【2008年全日本選手権】
２回戦 ●［１−２(0-1,3-0-0-3=2:03)］松本篤史（日体大）
１回戦 ○［２−０(4-0,6-0=1:33)］平川翔次（福岡・三井高）