2011年全日本チーム記事一覧


アテネ五輪金のC・サンダーソンが復帰し勝ち抜く…米国・世界選手権代表選考会
【2011年6月15日】



 米国の世界選手権代表選考会「チーム・トライアル」が6月9〜11日、オクラホマ・シティーで行われ、女子の3階級(51・59・63kg級)を除く五輪男女18階級の代表が決まった。

 男子フリースタイル84kg級は、2004年アテネ五輪金メダリストのカエル・サンダーソン(31歳=6月20日で32歳へ、
右写真)が復帰参戦し、3戦2勝システム(先に2勝した方か勝ち)の決勝で2009年世界選手権銀メダリストのジェイク・ハーバートに2連勝。世界選手権出場決めた。サンダーソンは五輪優勝のあと選手生活を引退し、ペンシルベニア州立大の監督として今年3月、同大学を58年ぶりの全米大学選手権優勝に導いた。

 男子グレコローマンでは、120kg級で2009年世界選手権2位のドレミエル・バイヤーズらが順当に勝った。米国男子は昨年の世界選手権で、35年ぶりに両スタイルでメダル0の不振だった。サンダーソンの復帰が起爆剤となるか。

 女子は昨年負傷で世界選手権に出場しなかった2008年世界チャンピオンの日系選手、クラリッサ・チャンが代表へ復帰。55kg級は、2008年世界3位のタチアナ・パディーヤが負傷で出場せず、昨年世界ジュニア3位のヘレン・マロウリスが代表となった。

 各階級の代表は下記の通り。



 ◎男子フリースタイル


 ▼55kg級 Nick Simmons (サンキスト・キッズ)
 ▼60kg級 Reece Humphrey (ニューヨークAC)
 ▼66kg級 Teyon Ware (ニッタニー・ライオンWC)
 ▼74kg級 Jordan Burroughs (サンキスト・キッズ)
 ▼84kg級 Cael Sanderson (ニッタニー・ライオンWC)
 ▼96kg級 Jake Varner (ニッタニー・ライオンWC)
 ▼120kg級 Tervel Dlagnev (サンキスト・キッズ)

 ◎男子グレコローマン
 ▼55kg級 Spenser Mango (USアーミー)
 ▼60kg級 Joe Betterman (サンキスト・キッズ)
 ▼66kg級 Justin Lester (USアーミー)
 ▼74kg級 Jake Fisher (ニューヨークAC)
 ▼84kg級 Cheney Haight (ニューヨークAC)
 ▼96kg級 Justin Ruiz (ニューヨークAC)
 ▼120kg級 Dremiel Byers (USアーミー)

 ◎女子
 ▼48kg級 Clarissa Chun (サンキスト・キッズ)
 ▼55kg級 Helen Maroulis (ニューヨークAC)
 ▼63kg級 Elena Pirozhkova (ゲーターWC)
 ▼72kg級 Ali Bernard (ゲーターWC)

 

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