藤本浩平が大会３連覇でＭＶＰ…全日本社会人選手権第１日【2011年７月３日】
全日本社会人選手権は７月２日、埼玉県・和光市総合体育館で開幕。男女の団体戦と個人戦では男子フリースタイルと女子が行われ、男子フリースタイル66㎏級の藤本浩平（警視庁）は、決勝で2010年アジア選手権（インド）代表の佐藤吏（千葉読売広告社）を２－１で破って優勝。大会３連覇で初のMVPに選ばれた。
同84㎏級では、鈴木聖二（専大ク）が社会人１年目で初優勝し、優秀選手に選出された。男子敢闘賞は、60㎏級の大館信也（青森・八戸工大一高教）が決勝で守田泰弘（山口県協会）に敗れたものの、試合内容が評価されて受賞した。（右写真＝個人戦受賞者。左から松川知華子、藤本浩平、鈴木聖二、桜井宏美）
柔道の元世界王者にして総合格闘家の泉浩（プレシオス）が96kg級に出場し、全日本選手権の出場資格獲得を目指したが、初戦の２回戦で金光正浩（西日本設備管理）に０－２で敗れた。
女子は５月のアジア選手権（ウズベキスタン）で３度目の優勝を飾った55㎏級の松川知華子（ジャパンビバレッジ）が浜田千穂（日体大）を破って優勝。女子の最優秀選手賞を受賞した。敢闘賞は48kg級優勝の桜井宏美（ランクアップ平野屋）。
全日本選抜選手権を欠場していた世界V４の正田絢子（網野ク）が59㎏級にエントリー。２試合を勝ち抜いて優勝を決めた。来年のロンドン五輪を目指して復帰した世界V４の永島聖子（スポーツビス）は63㎏級に出場して決勝（初戦）をストレートで勝って優勝した。
団体戦は実業団、クラブ対抗とも昨年チャンピオンのＡＬＳＯＫ、警視庁クがそれぞれ優勝。女子の実業団・クラブ混成対抗戦は、代々木クが勝った。
各階級の成績は下記のとおり。
《一覧表・トーナメント表》＝ｐｄｆ
| 男子フリースタイル | 一覧表 | 55kg級 | 60kg級 | 66kg級 | 74kg級 | 84kg級 | 96kg級 | 120kg級 |
| 団体一覧表 | 団体トーナメント | 女子48－59kg級 | 女子63－72kg級 | マスターズＡ | マスターズＢ | マスターズＣ |
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| 【団体・実業団対抗優勝】ＡＬＳＯＫ | 【団体・クラブ対抗優勝】警視庁クラブ | 【団体・女子対抗優勝】代々木クラブ |
◎団体戦
【男子】
▼実業団対抗 ［1］ALSOK綜合警備保障、［2］前川製作所
▼クラブ対抗 ［1］警視庁ク、［2］自衛隊体育学校、［3］中大ク、秋田市役所
【女子】
▼実業団・クラブ混成対抗 ［1］代々木ク、［2］自衛隊体育学校
◎個人戦
【男子フリースタイル】
▼55kg級 ［1］冨田和秀（自衛隊）、［2］富岡直希（NEWS-DERI）、［3］谷口徹（自衛隊）、川野陽介（スポーツ会館）
▼60kg級 ［1］守田泰弘（山口県協会）、［2］大館信也（八戸工大一高）、［3］野田寛人（自衛隊）、菊地憲（警視庁）
▼66kg級 ［1］藤本浩平（警視庁）、［2］佐藤吏（読売広告社）、［3］内村勇太（前川製作所）、大澤茂樹（茨城県協会）
▼74kg級 ［1］鈴木崇之（警視庁）、［2］横山太（自衛隊）、［3］宮原崇（明治大）、鎌田学（自衛隊）
▼84kg級 ［1］鈴木聖二（専大）、［2］門間順輝（秋田市役所）、［3］芦葉公一（警視庁）、奈良部嘉明（山梨学院大ＯＢ）
▼96kg級 ［1］浅見哲郎（東京・東亜学園高教）、［2］亀井謙吾（フンドーキン醤油）、［3］坂本憲蔵（朝霞駐屯地ク）、金光正浩（西日本設備管理）
▼120kg級 ［1］高林努（ミヨシ商事岡山支店）、［2］櫻井紀宏（新潟県協会）、[3］曽我部健（日亜科学工業）、本田博士（中大ク）
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【女子】
▼48kg級 ［1］桜井宏美（ランクアップ平野屋） 、［2］植野さくら（自衛隊）、［3］坂井のりこ（福岡柔道整復専門学校）、中谷亜依（自衛隊）
▼51kg級 ［1］鈴木綾乃（ジャパンビバレッジ）、［2］太田理穂（自衛隊）
▼55kg級 ［1］松川知華子（ジャパンビバレッジ）、［2］浜田千穂（日体大）、［3］池亀優希（自衛隊）
▼59kg級 ［1］正田絢子（網野ク）、［2］中田絵理子 （アデランス）、［2］菅原愛美（関学ク）
▼63kg級 ［1］永島聖子（スポーツビス）、［2］島田佳代子（自衛隊）
▼67㎏級［1］宇野安奈（日体大）
▼72kg級 ［1］鈴木博恵（クリナップ）
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◎マスターズの部
【Ａ（35歳以上40歳以下）】
▼60kg級 ［1］横瀬二郎（いわき市教室）、［2］小林洋祐（松阪ク）、［3］岡田英雅（ワセダクラブ）、中西豊（松阪ク）
▼66kg級 ［1］杉田健吾（秋田市役所ク）、［2］泉田聡（KRAZY BEE)、［3］柏倉秀吉（山形ク）、武田功（山形ク）
▼74kg級 ［1］織山昭仁（秋田市役所）、［2］設楽卓（山形ク）、［3］渡辺一弘（三越伊勢丹）
▼84kg級 ［1］柴田寛（周南市役所）
▼96kg級 ［1］大澤健夫（山形ク）
▼120kg級 ［1］太田優（山形ク）
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【Ｂ（41歳以上50歳以下）】
▼60kg級 ［1］橋浦晋（松島マリンクラブ）、［2］木村章（フィギュアフォークラブ）、[３]有山武士（豊島区協会）、鈴木芳晴（山形ク）
▼66kg級 ［1］湯田善吉（男山酒造）、［2］若竹賢一（フクビ科学）、[３]尾藤広光（京都東山）、荒尾大（松陰ク）
▼74kg級 ［1］田橋治（長崎県協会）、［2］鳥首義隆（練馬駐屯地）、[３]千川耕司（松陰ク）、加藤秀明（静岡ク）
▼84kg級 ［1］掛札保（松陰ク）、［2］折原武志（山形ク）、[３]歌丸浩一（太田章ク）
▼96kg級 ［1］山崎貴雄（フィギュアフォークラブ）、［2］遠藤隆（いわき市レスリング教室）
▼120kg級 ［1］雅樂川欣一（男山酒造）、［2］柳沢義則（新盛建設運輸）
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【Ｃ（51歳以上60歳以下）】
▼60kg級 ［1］安田庄司（静岡ク）、［2］山岸善雄（金沢市協会）
▼66kg級［1］漆崎信行（日本芸術教育振興会）、［2］田所義巳（フィギュアフォークラブ）、黒田昭弘（いわき市教室）
▼74㎏級［1］ケネス・マランツ（フィギュアフォークラブ）、［2］竹本雅之（若狭キッズスポーツ少）、[３]小松誉憲（防衛医大）、水上博（太田章ク）
▼84kg級［1］米田勉（大浦電業）
▼96kg級＝出場なし
▼120kg級＝出場なし
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《個人賞》
【フリースタイル最優秀選手賞】藤本浩平（66㎏級＝警視庁）、【同優秀選手賞】鈴木聖二（84㎏級＝専大ク）、【敢闘賞】大館信也（60kg級＝八戸工大一高）
【女子最優秀選手賞】松川知華子（55kg級＝ジャパンビバレッジ）、【女子敢闘賞】桜井宏美（ランクアップ平野屋）
