2011年全日本チーム記事一覧


ゴールデンGP決勝大会出場チームがアゼルバイジャンへ
【2011年7月6日】



 国際レスリング連盟(FILA)が“第2の世界選手権”と位置づけるゴールデンGP決勝大会に出場する男子フリースタイル・チームが7月5日、成田発のアエロフロート航空でアゼルバイジャン・バクーへ向かった。

 今回参加するフリースタイル選手は、55kg級の半田守(専大)、60kg級の石田智嗣(早大)、66kg級の田中幸太郎(早大)の学生3選手。若い選手たちだけに、井上謙二監督(自衛隊)は「海外遠征は飛躍の大きなチャンスになる。結果も大切だが、今後のレスリング生活のプラスになるような試合をしてほしい」と要望した。
(右写真=左から井上監督、田中、石田、半田、撮影=保高幸子)

 3選手のうち、60kg級の石田は昨年の世界学生選手権66kg級優勝、66kg級の田中は昨年の世界ジュニア選手権2位と、海外での実績を持っている。しかし井上監督は「シニアのレベルは違う。チャレンジする気持ちを忘れないでほしい」と言う。海外ではまだ特別な成績を残していない55kg級学生王者の半田に対しては、「だれでもが出場できる大会ではない。巡ってきたチャンスを生かし、今後につなげる内容を期待したい」と話した。

 このあと、6日には女子選手(アゼルバイジャンで合宿する選手は6月30日に出発済み)、7日に男子グレコローマンの選手が出発する。出場メンバーは下記の通り。試合は8日が男子フリースタイル、9日が女子、10日が男子グレコローマン。



 ◎役員

【男子フリースタイル監督】井上謙二(自衛隊)
【男子グレコローマン監督】元木康年(自衛隊)
【女子監督】木名瀬重夫(日本レスリング協会専任コーチ)
【女子コーチ】吉村祥子(エステティックTBC)
【女子トレーナー】高橋あすか(ファクトリージャパン)
【帯同審判】芦田隆治(大阪・大阪工芸高教)

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 ◎選手

 【男子フリースタイル】

▼55kg級 半田守(専大)
▼60kg級 石田智嗣(早大)
▼66kg級 田中幸太郎(早大)

 【男子グレコローマン】
▼66kg級 清水博之(自衛隊)
▼84kg級 岡太一(自衛隊)

 【女子】
▼51kg級 宮原優(JOCアカデミー/東京・安部学院高)
▼55kg級 村田夏南子(JOCアカデミー/東京・安部学院高)
▼59kg級 島田佳代子(自衛隊)
▼63kg級 渡利璃穏(至学館大)
▼67kg級 土性沙羅(愛知・至学館高)
▼72kg級 鈴木博恵(クリナップ)


 

inserted by FC2 system