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長沼美香(至学館大)村田夏南子(アカデミー)が優勝…世界ジュニア選手権第4日(女子)
【2011年7月30日】



 世界ジュニア選手権第4日は7月29日、ルーマニア・ブカレストで女子4階級が行われ、48kg級の長沼美香(至学館大)と55kg級の村田夏南子(JOCアカデミー/東京・安部学院高)の2選手が優勝した。

 長沼は初戦から順調に勝ち上がり、決勝では昨年3位、今年の欧州ジュニア・チャンピオンのタチアナ・サムコバ(ロシア)に第1ピリオドを取られたものの、最後はフォールで勝った。村田は奇しくも1回戦から欧州ジュニア選手権の3位、2位、1位を連破。準決勝でトルコ選手にフォール勝ちしたあと、決勝で今年の米国の世界選手権代表のヘレン・マロウリス(米国)を2−1で下した。

 63kg級の渡利璃穏(至学館大)は準決勝で昨年のシニアの世界選手権にも出場しているタイベ・ユセイン(ブルガリア)にフォール負け。3位決定戦でも敗れて5位。72kg級の新井明恵(法大)は初戦で敗れ、敗者復活戦に回れなかった。

 日本は前日の3階級と合わせて5階級で優勝。国別対抗得点ではロシア、米国に差をつけて優勝した。日本がこの大会で5階級を制したのは2000年大会以来2度目。

 各選手の成績は下記の通り。

48kg級優勝 長沼美香 55kg級優勝 村田夏南子  団体優勝 成富利弘監督




 ◎女子


 
【48kg級】長沼美香(至学館大)    優勝=21選手出場
1回戦 ○[2−0(4-3,7-0)]Sumeyya Sezer(トルコ)
2回戦 ○[フォール、1P(6-1)]Victoria lacey Anthony(米国)
3回戦 ○[2−0(3-0,4-0)]Jade amber Papke(カナダ)
準決勝 ○[2−0(4-1,8-1)]Nina Hemmer(ドイツ)
決 勝 ○[フォール、3P(0-2,1-1,4-0)]Tatyana Samkova(ロシア)

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【55kg級】村田夏南子(JOCアカデミー/東京・安部学院高)    優勝=26選手出場
1回戦 ○[2−0(7-2,4-0)]Eileen Friedrich(ドイツ)
2回戦 ○[2−0(4-0,2-0)]Tatiana Debien(フランス)
3回戦 ○[2−0(5-1,1-0)]Maria Prevolaraki(ギリシャ)
準決勝 ○[フォール、1P(F11-5)]Hafize Sahin(トルコ)
決 勝 ○[2−1(2-3,1-1,2-1)]Helen louise Maroulis(米国)

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【63kg級】渡利璃穏(至学館大)    5位=16選手出場
1回戦 ○[フォール、1P(F3-0)]Shorena Sharadze(グルジア)
2回戦 ○[2−0(2-0,7-0)]Larissa D Alleva(カナダ)
準決勝 ●[フォール、1P(F0-3)]Taybe mustafa Yusein(ブルガリア)
3決戦 ●[フォール、1P(F2-2)]Anastasiya Huchok(ベラルーシ)

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【72kg級】新井明恵(法大)    14位=17選手出場
1回戦 ●[0−2(0-1,0-1)]Justina renay Di Stasio(カナダ)

 ※敗者復活戦へ回れず

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《国別対抗得点》
[1]日本 59点、[2]ロシア 46点、[2]米国 46点、[4]中国 44点、[5]ドイツ 31点、[6]ポーランド 17点、[6]ルーマニア 17点

 

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