2001年世界選手権旅日記


                                        


 出発は11時だというのに、なぜか8時前に起床。前夜、中村記者が「最後だから、8時にみんなで集まって朝食に行きましょう」なんて言ったためだ。その中村記者が10分遅刻。自分の言葉に責任を持て!

 で、11時にバスで空港へ。ロシア・チームほかと一緒。飛行機の中でパソコンを開いて、写真見ていたら、周囲にセルゲイ・コーチほかが集り、黒山(オーバー!)の人だかり。前の座席に山本選手と決勝を戦ったロシア選手がいて、リクエストにこたえて見せてやる。コンタクト・ポジションからの1点の取り合いのシーン
(写真右)が見たいようだった。それを見ながらセルゲイ・コーチが何やら解説。すべてロシア語だから、全く分からないが、技術的なことを“指導”しているようだ。

 19歳というこの選手、腕がすごく太い。隣の席の今村監督が「すごいね。さわってみたいですね」と一言。そこでセルゲイ・コーチの通訳で「腕がすごい」と伝え、力コブを作ってもらう。そこを、つかんでみると、確かにすごい筋肉をしている。しかし、なぜか今村コーチはさわらずじまい。この話が変なふうに伝わって、横森女史は筆者を、女の子の腕をいきないさわる変態に思った(以前から?)みたいだ。

 モスクワ空港では、成田行きの搭乗寸前にロシアおばさんが来て、ロシア語でペラペラ。日本人に対しては、日本語とは言わないが英語で話してほしいものだ。どうやら出発が5時間遅れて深夜12時ごろになりそうだ。ここでも活躍したのはロシア語ペラペラの横森女史。他の日本人乗客にもきちんと通訳してやって、感謝されていた。

 5時間は長いので、レストランへ再度のビール
(写真左)。遅れる理由は何の説明もなし。今村監督の推測では「空港の売り上げが足りなかったんで、日本人を残したんだよ」とのこと。確かに、この遅れで本来使う予定のなかったお金を空港に落としたわけだから、案外、これが真相かもしれない。

 日本時間の午後4時、成田へ到着。飛行機事故もなく、無事ツアーを終了した。(完)



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